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北海道の交通&移動

レンタカーの手配は空港で

北海道をすみずみまで楽しむためには、絶対に欠かせないのが車です。そこで、旅先で便利なのがレンタカーなわけですが、札幌以外では、空港のある町ぐらいでしかきちんとした手配はできません。

電話帳などで調べると、多くの町にレンタカーがあるような情報が出てきますが、実際に行ってみると、「本当に営業しているのか?」なんてところも少なくありません。

行った先で車を手配するというのは、なかなかギャンブル要素を含みますので、できるだけ空港や大きな都市で借りてしまうことをオススメします。

1分=1km

北海道では、よく距離を時間で表現することがあります。「あそこまで何分」といった具合です。これは、北海道のドライバーが札幌などの都市部以外で感覚的に持っている、平均速度60km/hからきているもので、1km=1分ということになります。

黒松内の場合、札幌からは2時間40分ということになっていますので、距離としては約160km。黒松内の道の駅から温泉までは、約10kmで10分ということになります。道外での10分の感覚とは大きく異なりますので、注意が必要です。

しかし、平均で60km/hですから、北海道のドライバーのスピード感覚のズレ具合もご理解いただけるのではないでしょうか…。


開放感たっぷりの北海道の道路

1日の移動距離は300Km程度がオススメ

北海道観光を計画するときに、気をつけなければならないのがその広さでしょう。本州の北海道以外の地図とは縮尺が異なっていることも多く、実際に移動してみて、北海道の広さに驚くことも少なくありません。観光地をぐるりと一周するだけで、簡単に100kmを越えてしまうなんて事も、ざらにありますので。

そんな北海道で、ゆったりと観光をしながら移動をする場合、1日の移動距離としては、300km程度を上限にすることをオススメします。北海道の基準である、1分=1kmと考えれば、5時間程度を移動に使う計算になり、これ以上の距離を移動しようとすると、食事や観光の時間を削らなければならないことになります。

日没時間に注意

夏に向かっての北海道ではあまり問題にはなりませんが、秋から冬の間は、日没の時間は要注意です。

緯度が高いため、日没の時間が非常に早く、昼過ぎには日がかげりはじめ、午後4時ごろには日没を迎えることになります。暗くなってしまうと、目印なども見えなくなり、道に迷う原因にもなります。

参考:国立天文台 各地のこよみ


冬の夕暮れ

隣町まで数十キロ

北海道では、隣町まで数十キロというのが普通です。そのため、隣町のガソリンスタンドやコンビにまで行ってしまおうと思ったものの、読み誤ると、たどり着けないことになります。黒松内の場合、隣町のガソリンスタンドやコンビにまでは、最短でも20kmほどの距離があります。そのため、そこを走りきる分のガソリンが残っていないと、たどり着くこともできないわけです。

また、24時間開いているコンビニや、夜遅くまで開いているガソリンスタンドも、決して多くはありません。ゆとりをもって、早めはやめの燃料補給や休憩をオススメします。


冬場の移動は要注意

北海道での冬場の移動は、時間に余裕を持った計画が重要です。車での移動の場合、高速は50km規制がかかることが多く、また、都市部に近いエリアほど排雪の場所が確保できていないため、通行止めになりやすいという問題があります。

また、一般道であっても、通行止めによる迂回で数十キロも遠回りをしなければならないということは、北海道では決して珍しいことではありません。もっとも、慣れてない方が冬場に車で移動するのは、そもそも、オススメできないのですが…。


雪の国道

一方、JRの場合の場合ですが、その自然環境の厳しさのために運休や遅れが発生し、本当に日本の鉄道か?と思えるほどです。

冬場の北海道は非常にオススメではありますが、計画通りにはなかなか動けません。 時間にゆとりを持っておこしください。

熟知しているエリア以外での、単独走行や先頭走行はオススメしません

北海道は、全国でも取締りの非常に厳しいエリアです。特に、冬は取締りが基本的にできないためか、観光シーズンの春から秋にかけては、いい加減にしてくれといいたくなるほど、あちこちで取締りが行われています。

もちろん、スピードの出しすぎは危険な行為ですし、道路交通法違反ですから純粋なスピード違反の取り締まりに関しては文句を言うつもりはありませんが、制限速度が微妙に変化する場所などでの狙い撃ちをしているケースも多く、道路状況をカーナビ並みに熟知していないと安心して走れないのが実情です。

そのため、北海道ではできるだけ単独走行やグループの先頭を走ることを避け、グループの中に入って、流れに乗って走ることをオススメします。

まっすぐで見通しの良い道なのに、何故か皆がいっせいにスピードを落とすことがあります。しかし、何も知らない後続車両が、ここぞとばかりに追越を掛けて、先頭に立った先で、そのまま取り締まりに引っかかるなんてケースは北海道では日常の光景です。

また、北海道の道路は非常に広く走りやすいのですが、春から夏に掛けては草刈、冬は除雪といった作業によって、いきなり片側交互通行になることも多く、そうした状況を速やかに察知するためにも、グループの中で流れに乗って走行することをオススメします。


道路の除雪作業

※北海道では、ギャンブラーのように先頭を走りたがるドライバーが現れますので、制限速度で走っていれば必ず誰かが抜いていってくれます。